みなさま、お元気ですか?
早いもので夏ももう少しで終わりますね!
まだまだ暑いですが(≧∇≦)
今日は新しく結成したカルテットを紹介させて頂きます!
きっかけは昨年、福井ハーモニーホールで行われた越のルビー音楽祭で演奏したカルテットがホールの方に気にいって頂き、レジデントカルテットにならないかというお誘いをうけ、正式にカルテットとして活動することになりました。
カルテット名称も公募して、恐竜カルテットこと、ディノカルテットに決まりました!
福井といえば恐竜らしいです^_^
今年レジデントカルテットとして福井ハーモニーホールでデビューコンサートを行いました。
曲目はラヴェルの弦楽四重奏曲とシューマンのピアノ五重奏曲。
そして僕が作曲させて頂いた「ある夏の白昼夢に見た景色」。
ゲストにピアノの今川裕代さん!
僕としてはとにかく、今回のハーモニーホールでの公演は今まで音楽をやってきた延長ではなく、経験値は非常に大事なのですが、それゆえに自分の限界を自然と自分で作ってしまっているところを一歩抜け出してこのメンバーでしかできないみんなが感覚的に新たな感覚を得るようなアンサンブルをというのが目的でした。
ですので、コンサートの演奏は荒削りでしたし、大甘な解釈ではあったと思うのですが、伝えるという一点においてはとても充実感を得ることのできるエネルギーに満ちあふれたライブでした。
特にシューマンのピアノ五重奏は本番でみんなのだす気が音になってうねる感覚があり、すごく可能性を感じました。
僕が大切にしたい心から音を奏でる音は絶対に自分にもお客さんにも伝わると日頃から思っているのですが、公演を終えてお客さんにそれが伝わっている反応があり、とても嬉しかったです。
このような成り行きから、ここからもう一歩、今度はこの感じで、細部を詰めていったらきっとすごいものができる。カルテットとしても成長するチャンスと思い、近々でほぼ同じ曲目でのコンサートを企画しようと思いたちました。
メンバーみんな本当に多忙なのですが、奇跡的にコンサートをできる日程が調整できました。
ただやはり平日になってしまいました…。
10月6日の19時開演です!
今回始めてご一緒させて頂いたピアニストの今川さんも、心良くコンサート参加を受けて下さり感謝感激です!
クラシック音楽というのは今でこそクラシックですが、その時代のポップスです。(ある時代までは貴族社会の話だったりもしますが)
だから、本当にメロディーが美しいですし、ハーモニーや構成も素晴らしいし、実はわかりやすいのです。
(ただ確かに今の時代を思えば一曲が長いですが(^-^))
だから僕はそれを勉強としてではなく、そのまま本当に素晴らしいものとして表現したいのです。
感情はもっとストレートでいいと思うんですよね。
自分の演奏するスキルに自己満足しているようではダメだと思うんです。
技術を技術として分離してしまうとダメだと思うんです。
ここはクラシック教育にとても問題があると個人的に思っているところなのですが…。
表現するための技術、あくまで音楽重視でありたいのです。
だから、このカルテットを続けてみようと思っているところです。
ということで!!
コンサート告知です!笑。
ディノカルテット自主企画公演!
会場が鶴見区民文化センター サルビアホール 3F サルビアホールというカルテットを聞くには最高な、エネルギーが全ての席に伝わる100人規模のホールです。
明日というか、今日、23日の10時からe+にて発売開始です!
平日ですが、是非足をお運び頂いてこのカルテット、クインテットのエネルギーを一緒に共有して下さい!
何卒、よろしくお願いします!!
です。
こちらもよろしくお願いします。
以下、コンサート情報です。
Meet the DINO QUARTET!
ディノ カルテット(福井県立音楽堂レジデント・カルテット)feat.今川裕代
2013年、越のルビー音楽祭の公演で絶賛を博し、2014年より福井県立音楽堂(通称・ハーモニーホール福井)のレジデント・カルテットとして活動を開始したDINO QUARTETが首都圏初登場!
Schumannのピアノ五重奏曲ではスペシャルゲストにPf今川裕代を迎え、超正統派クラシックピアニストとクラシックの枠を超えた新世代カルテットの共演もお楽しみください!
2014年10月6日(月)
出演:ディノ カルテット
1stVn 室屋光一郎 2ndVn 伊藤彩
Viola 生野正樹 Cello 向井航
スペシャルゲスト
Piano 今川裕代
チケット料金(全席自由) : 3500円